食料の無駄を減らすプラットフォーム


米国では、食べ物のうち40%にあたる3300万トンの食料が廃棄されている。そして日本も人口は半分以下にもかかわらず1940万トンの食料が廃棄されている。


このような問題を解決するために、素晴らしいスタートアップがサービスを展開しているのを発見した。


それが、このFeeding Forwardというサービスだ。このサービスは、まだ安全に食べられる食料を譲りたい人と、これを必要とする人々とを効率的にマッチングさせるためのプラットフォームだ。


現在、米サンフランシスコで事業展開しており、およそ70万ポンドの余剰食料が、このプラットフォームを通じて、必要としている人々の手に渡ったとのこと。


具体的な流れとしては、


①商店や飲食店など、余った食料を譲りたい人々が、住所などの連絡先とともに、食料の種類、量、譲り渡しの希望日時などを登録する。


②Food Fowardのネット上の“寄付マーケット”で食料情報が公開されると同時に、データ登録した人の近くで活動する非営利団体やチャリティー団体に通知が飛ぶ。


③“寄付マーケット”から譲り受けたい食料を選び、その意思を事業者側に申し出、食材の譲り渡しについて両者が合意したら、取引成立。


食料が腐ってしまったら元も子もないので、生鮮食品など、鮮度にとくに留意すべき食材は、可能な限り早く届ける必要がある。そのため、Feeding Forwardは、アプリも同時に提供することでマッチングまでのスピードを飛躍的に向上させている。



おわり

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